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British men
01.Britishmen in the rain
02.突風
03.Straw Hats
04.裁判は無事終わった
05.四人兄弟
06.Tophat
07Harrw School
08.Eton Collage
09.Christ's Hospital
10.Horse Riding
11.Cricket
12.Polo
13.Life Guard
14.Household Cavalry
15.Royal Navy
16.Royal Air Force
17.Judge
18.Barrister
19.Kilts
20.クリケット・ティー
21.Peace!-Irish wolf hound-
22.帽子レース
23.We love 7inch
24.<モッズなオレ>1-2
25.<モッズなオレ>3-4
26.<モッズなオレ>5-6
27.<モッズなオレ>7-8
28.<モッズなオレ>9-10
29.<モッズなオレ>11-12
30.<モッズなオレ>13-14
31.<モッズなオレ>15-16
32.<モッズなオレ>17-18
33.<モッズなオレ>19-20
34.<モッズなオレ>21-22
35.<モッズなオレ>23
36.<1930年代>Beach
37.<1930年代>トレンチコート
38.<1930年代>ゴルフ
39.<1930年代>Hunting
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松本里美の銅版画 British Men(突風)

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British Men

<1930年代>Hunting

84mm×146mm(エッチング/アクアチント)

-2009-

実はこの絵が、ハンティングというよりも『ビーグリング』なんです。Beagling。

つまりこれは、きつね狩りをするために連れて行くビーグル犬の訓練の度合いを競う競技のことなんです。最初、パブリック・スクールのイートン校の資料をめくっていて見つけ、目が点になってしまいました。学校でこうゆう授業だかクラブが存在してるわけですよ。
犬を犬笛だけで誘導して羊を囲いに追い込む、という羊飼いレースというのがありまして、そのBBCのものをBSで延々放送していたのを、わたしも延々ぼ〜〜〜ッと見てしまったことがありました。このレースについては林望先生も本に書いてて、おかしかったですねえ。それに似た感じでこのビーグリングという競技もあるようなんです。英語で検索をかけてみたところ、たくさんのサイトが出てきました。みなさん大真面目ですからねえ、おもしろいんですよねー。イラスト解説とか馬の訓練も一緒にやってたりとか、ファッションや犬の容姿なんかも詳しいものがあったりで、インターネットって、まったくもー、って感じ。
英国のお屋敷が映像で映ると、よくツイードのジャケット着たお父さんのうしろをワンサカとビーグルがくっついて歩いてくる光景に出会います。どんだけ英国にはビーグルいるんでしょか!?頭数はきっと一番多いにちがいない。

Copyright(c)2009 Matsumoto Satomi