1:日曜日、吉祥寺スターパインズカフェでメイヨ・トンプソンのライヴ
2:月曜日、休日のため家族DAY。東京湾運河沿いにてヴァーベキュー。
3:火曜日、英会話レッスン2、そして工房での作業。
について思い出しながら書くよん。

出演は岸野雄一とフォルティータワーズ、突然段ボール、メイヨ・トンプソン。
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さて、時を元に戻そうかな。
日曜日、吉祥寺スターパインズカフェでメイヨ・トンプソンのソロを見ました。10日の初日はレッド・クレイオラヴァージョンで、この日は1970年のソロをアコースティックギターを弾きながらということだったけど、数曲やったところでメンバー出てきてほとんど初日のような感じになってました。やっぱ、この方がいいな。途中「トリ!」と呼ぶので何かと思ったら、工藤冬里さんが1曲入ってた。わたしは開演過ぎてから入ったために2階の奥の方にいたために、ちょうどステージの右は死角となっていて身を乗り出さないと見えなかったのよね。この日も満員でした。
ステージの右側はギターのピーター・セラーズではなくてトム・ワトソンさんがかっこよく足を広げてギターを弾きまくってまして、わたしはそれが見たいので(ほとんどそれさえ見られれば良いという感じすらあったとです)前にいた湯浅学(敬称略)の頭を押すようにして見てたとです。
ア、湯浅さんは4月の円盤のゲストですので、よろしくです。
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その後ろというか横は岸野雄一さん。この日は最初に登場。実は5月に岸野さんが講師も務めている映画美学校でフェルディナン・リシャールさんがレクチャーをされるのですが、そちらが先なのかライヴが先なのかそこまでは知らないのですが、数カ所でライヴが行われるそうで、その東京ヴァージョンでサボテンが一緒に出ることになっています。ようやく日が決まりました。5月22日の日曜日です。渋谷のネストです。
えっと、フェルディナン・リシャールは元エトロン・フー・ルルーブランのベーシストです。6弦ベースだそうです(わたしはそこまでシランかったとです)。エトロン・フー・ルルーブランについては知ってる方も多いと思いますが、フランスのバンドで、CDも5枚出てます(と思う。フリスプロデュースだったかな)。それから、フレッド・フリスのアルバムにも数曲共演してます。という関係風。
岸野さんとそのへん少し話したりなんかして・・。久しぶりに会う人もあり・・・いろんな人客できてました。2番目は突段で、湯浅さんではなくてギターの方が一人加入。五時夫はスーツ姿でマフィアみたいでした。最後は最近「ホワイトマン」をいつもやっているのかな?やっぱり印象的な曲だな。
やっぱりレッド・クレイオラは良いな。1曲1曲違うんだよね。飽きない。岸野さんとも話したんだけど、今回は対バンがいろいろで、わたしは初日のはあんまりおもろい対バンとは思わなかったけど(ゴメンネ。でも、飽きたんで寝た)、それがアリだったのは、このバンドの幅の広さで、ポップでありアヴァンギャルドでありパンクでありということだからアリなんだよね。こうゆうバンドはそうはない。
さらに惹き付けるのは、ギターのトムさんで、なんて良い音なんだろうか!なんてかっこいいフレーズを弾くんだろうか!あの足の広げ方はなんとパンクなのかしらん、と湯浅さんの頭ごしに覗いて見てました。
初日はハードに弾きまくっていて途中弦が切れたくらいだった。こうゆう時に残された者は辛いものがあり、メイヨさんはどうするのかと見ていたけど、やっぱり「マダ?もういい?日本語できないし」と困った風だった。でも、弦の張り替え素早かったなぁ。
次の日は麗らかな一日で、運河沿いでしいたけとか海老とか焼いたくらいの簡単なヴァーベキューをしました。しいたけは美味しい。わたしは肉はいらない。しいたけとピーマンと玉ねぎで良いです。犬も走り回れて、みんな幸せでした。
そいで次の日になるのですが、英会話第二回に行ってきました。これがまたおもしろかった。
E先生の部屋で二人きりでやるシステムで、自分でやりたいことを考えて会話する方法をとってます。紹介してくれたHさんは日記を英語で書いて持っていってるらしいし、テキストを使っている人もいるらしい。わたしは自分の絵のファイルを持っていって絵の説明をしています。なかなかこれがお勉強になるのです。何故なら、自分の絵の説明なので、わたし自身の考え方をキチンと述べるということに最終的にはなるわけで、これは英語ではなくてもとても有意義なことだと思う。
でも、この日はまず上のメイヨのサインCDを持っていったんですよ。実は好きなミュージシャンにサインを貰ったが達筆で判読できない。教えてくれないか?と言うと、親切に紙に書いてくれた。そこから話しを始めて話題はどんどん広がっていく。欧米の人は必ず「何故なの?」とか「わたしはこう思うけど、あなたはどうなの?」と聞く。ちゃんと説明する、という習慣が子どもの頃からあるのだと思う。それは英語の特性かもしれないけれど、普段曖昧模糊に慣れている日本人にはかなりきついものがあります。それでも、まだ、わたしは説明好きな方だと思うし、好きか嫌いかなどを話す時にはその人や物の名誉のために必ずその理由が言えなければいけないと思っているので頭の中で理由をまとめてから言う。これは大事なことだと常日頃思っている。それでも、やはりいちいち「あなたはどう思う?」と聞かれると使ってない脳細胞がブチブチいいだして、沸騰しそうになります。メイヨさんについても「どうゆうミュージシャンなの?」と問われたので、その説明をしなければならない。そしてどんなところが好きなの?と聞かれる。あ、どうゆうとこかなあ・・・「クレバーでアーティスティックな曲とギタープレイが好きです。そして、ロックです」こんな風に答えねばならない。面倒だけど、とても有意義だとわたしは思ったのでした。そうだ、わたしはそうゆうのが好きなのだ、ということがわかる。わかる事は良いことだ。なぜなら前へ進めるから。
その後E先生がニューヨーク出身のモダンダンサーだったということを聞いていたので、マース・カニングハムの本を持参していたのでそれを見せる。知っていますか?と聞いたら、勿論よ、「彼のスタイルは親指を手のひらの中にいれる日本スタイルよ、わたしは彼のメソッドをとったことがある」、とのことだった。そこから「ジョン・ケージが一緒にやっていますね」という話しになり、さらに旅行英会話とはまったく違うスピリチュアルな話しに移ったりする。これって、実用的だろうか・・・??こんなんで良いのだろうか??と疑問を持ちながらもその方が楽しいのでそんなこんな・・。
この日のわたしの目論みは、このジョン・ケージの写真を見せてから、わたしの「柳ホテルシリーズ」の中の庭師「ジョン」についてのくだりに移ることでした。「庭師ジョン」はケージがモデルなので、ダンガリーシャツを着ている。と説明。「ダンガリーデニムシャツ」が正しいんだそうな。そんな重箱の隅をつつくような会話をしていて良いのだろうか?もっと文法とかやった方が良いのではないかしら?(相当滅茶苦茶なわたしの文法。中学生並)と頭をよぎるのですが、さらに「星を貰う」という絵に移るのでした。これはジョンが若かった時の絵で、森の中で突然鳥から星を貰うのだけど、それが「何かの啓示」で、「ケージ」と「啓示」をかけたつまらないダジャレなんだけど(ホントに馬鹿馬鹿しいですが)、ここまでわたしの英語力で説明できるもんかどうか??これを試してみたかったのサ。しかし、そこまでには到底いたらないわたしの英語力の無さ!しかもE先生はスピリチュアル物がお好きなので、「啓示」という単語で止まってしまった。仕方ないので、この説明については次回またトライしてみよう、と思うのでした。1対1というのは良いと思うのですが、困るのはスケジュールのことで、来週はどうするとかこの日はいないとかそういったことがキチンとわからないと大変なことになるでしょ、これがなかなかどうして曲者で、とんでもない誤解をしている場合があるので緊張いたします。
きょうは練習日。イヅミ宅へ急ごうとしたら京浜東北線が停電でストップ!品川の駅までバスに乗ったら、家から品川駅までなんと1時間20分もかかってしまった。普通に行ければ15分なのに!京浜急行に乗ればよかったっ。電車の中で読もうと思っていた漫画「モンスター」第四巻、そのバスの中で読了だい。五巻目も読了できたかもしれないくらい長かった。疲れた。