松本里美の銅版画ワークショップです。
ドライポイントによる、塩ビと銅版をつかったハガキサイズのものを制作します。
簡単に説明しま〜す。
●ドライポイント
とは、直接法のことで、直接版にニードル(描画用の鉄筆)でひっかくようにして描く方法です。
めくれた部分にインクが入り込み、独特な滲みのある作風になります。力加減によって、繊細にも
大胆にもニュアンスは作れます。
ちなみに、みなさんが良く耳にする『エッチング』というのは、銅版画のことではなく、
腐食液を使って線を作る銅版画の手法のひとつのことを言います。
どちらもそれぞれ魅力があります。
ワークショップでは、薬品を使わずにできるドライポイントを。誰でも簡単にできます。
道具は専用のニードルのほか、ドライバーや釘などでもできます。
今回は塩ビと銅版と両方用意いたします。
●塩ビと銅版
今回はハガキサイズのカードなので、60mm×85mmの四角の銅版を使用します。
塩ビは150mm角ほどのものをお渡しします。こちらはハサミで自由な形に切って楽しんでいただ きたいと思います。
下絵の用意は特になくてもイイんです。フリーハンドで思い切ってやってみてください。
●版画は鏡面
どうしても「下絵が必要〜」、という方にご注意です!
たとえば、人の顔など右向きに描いたら、できあがりは左向きです。だから、文字も裏返しです。
塩ビは透明なので、下絵の上に置いて描画することもできますね。また、直接マーカーで描いて、
その上からニードルで描画もアリですので、ご心配なく。
●参加ご希望の方へ
銅版画のインクは油性です。汚れても良いような格好でね!エプロンをお忘れなく。
軍手があるとなおよろしいかと・・・
お申し込みはギャラリーまで電話かメールでお願いします。
電話:03−5753−7331
メール: miz-firstlight@nifty.com
先着順ですので、くれぐれもキャンセルのないようにお願いします。
作品が刷りあがったら、お茶をしながらみんなでアレコレと。ホラ、楽しそうでしょ〜
*教える人は、もうひとり。版画家時任亜矢子さんです。
実際にやってみないとわからないのが銅版画。
いろいろ試してオリジナリティあふれる作品を作ってみてください!
Gallery FIRSTLIGHT---http://firstlight.web.infoseek.co.jp/
*アクセス--京浜東北線『大森駅』東口より歩いて6分(品川から二駅です)