きょうも、好きなモンを書く。
庭仕事
●南伊豆より無事帰還
出かける前日の朝に大きな地震があったので、ヒョエ〜となってました。みんな警戒してたのか、道は空いてて、スイスイ。
今は誰も住んでないマツキヨの実家は別荘みたいになってまして、昼間は海にずっといるけれど、あとはゆっくり家で過ごすことができます。近所の人が言うには、このあたりは岩盤が固いんだってサ。
家の中のものは何も落っこちてなかったのでした。ホッ
朝6時前。潮がひいてて、チィちゃんもウハウハと走ります。と、朝日が昇ってきましたぞえ。
●植木職人
今年は忙しかったりいろいろで、ゴールデンウィークに来れなかったから、庭がどうなっちゃってるのかが、とても心配だったのでした。そりゃあもう、すごいことになってました。
一番凄かったのは、ツタですねえ。これがズルズルと窓にはっていて、大変なことになってました。芝生も伸び放題。ゴムの木もジャングル状態。わたしは花を植えるよりも庭木を切るのが好きなんです。
小さい時から大好きでした。家の庭の木はいつもわたしが登ってバッサバッサと切ってました。近所では「あそこ、男の子いなかったかしら・・・」と言われてた。兄はこうゆうのが駄目で、ベランダから様子をコッソリ見るだけでした。イングリッシュガーデンもいいですね。わざと自然な感じにするわけで、日本庭園とはまったく違う。イングリッシュガーデンの中で、トピアリーというのが結構おもしろい。盆栽にも通じると思います。犬の形にしたり、四角やドーナツ型にしたりするアレです。
南伊豆のこのあたりの家はどこもみんな垣根をきれいに真っ平らにしてます。これがきれいなんで、ウチのように長期で不在にしているとかっこ悪いことになってしまいます。今回は1日庭仕事にあてて、朝から夕方まで職人しました。あ〜楽しかった。亡くなったマツキヨのお父さんが凝り性だったのでいろんな道具があり、電動できれいにできちゃいます。
この杉は樹齢どのくらいなのかなあ。1年で2ミリくらいしかのびないらしいので、1億年くらいですかねえ。ウソ。これ、どうしましょう・・・・・どうなっちゃうんだろう・・・・
その横の垣根はなんとかきれいに整えました。外側からはきれいに見える(中央)のですが、内側から見る(右)と、真ん中あたりにヒョコッと枝が出ちゃってます。これを切る前に、その前にバンバン刈り込んだ枝やツタや草を積み上げちゃったんです。それで、もう手が届かなくなっちゃった。残念。次回切りそろえます。
ツタは2種類あって、一つはぶどうの一種みたいでした。花もついてたし、実のようなものもついててかわいそうだったのですが、仕方ないです。もうひとつはドクダミの匂いがするものでした。主に裏庭にはびこっていて、下にはドクダミが増殖。これをどんどん引っこ抜いて、すっかり健康的になりました。
●田舎の風景
義父と義母の家だったので、とってもレトロです。庭もまったくの日本風で、わたしの雰囲気ではないけれど、これはこれでおもしろいもんです。
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レトロな食器があるのが楽しかったりもします。わたしの実家にもあるのですが、上にあるような縁取りの食器は懐かしくていい感じです。コーヒーカップは形も昭和ですね。
それと、お風呂場とトイレのタイルがドット模様なんですよ。これがいつもイイもんだなあ、と思うわけです。昔は、このドットタイルは1個1個はめてくんだとばかり思っていて、大変だろうなあ、きれいにできてるなあ、でもわたしもやってみたいなあ、と思ってました。でも、ある時これがロールになった状態でボンと置かれているのを発見してしまい、目からウロコでした。そりゃそうよねー、まさか1個づつやらないよねー。ちょっとガッカリもしました。
●オーディオうんちくオタクのお言葉
最初の三日間は潮溜まりにタープをはってのんびりシュノーケリングなんぞをしてました。ブラジル人がまた来てまして、ガンガンカーステレオでブラジルのポップスをかけてまして、これが低音をボンボン大きくするので気分が悪くなるのでした。ダンスミュージックに多いタイプだ。「低音を大きくして喜ぶのはシロウトだ」というのは、わたしがまだ小学生の時の父のお言葉でして・・・・・・シロウトって・・・・・なんのシロウトなのやら、オーディオおたくにありがちなお言葉なのですけどね・・・、たしかに、ステレオから低音がバブバブと響くとノリノリになるのでいい気分なんだけど、細かな部分が埋もれてしまうからねえ。そのオタッキーなうんちくオヤジのお言葉が耳から離れずに育ってしまったので、ベース音が大きいと変に感じてしまうのだ。多分それは伴奏としても音だったからで、それが前面に出てると変だなあ、と思うのだと思う。メインならいいのだ。多分。
帰り運転している時に、マツキヨがバーデン・パウエルをかけていた。同じブラジル音楽でも、どうもノリが違う。アントニオ・カルロス・ジョビンの曲をやっているのだけど、そんな風に聞こえない。普通ボサノヴァは気持ちが良いもんで、運転してても気になることはないのだ(だからカフェで流れてる)。なのに、これはなんなんだろうか。リズム感がどうもボサノヴァとは違う。時々同じフレーズを延々繰り返したりするし(ギターです)、クラシックのようでもあり、フリージャズのようでもあり、多分いろんなものを学んでギターを探求した人だったのだろう。
なーんてことを考えながら天城越え。東名高速復旧したばかりで混んでると思ったら、全然混んでない。しかも1000円。アッサリ3時間半ほどで東京へ。普段7時間くらいかかってるので拍子抜けしちゃいますた〜
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